活動報告

住民のいのちと暮らしを守りきる仲間を増やそう―「静岡自治労連第28回組織集会」開催

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「住民のいのちと暮らしを守りきる」仲間を増やそうと、静岡自治労連は1月29日(土)「28回組織集会」を開催。会場である静岡労政会館とZoom参加者を合わせ、各単組から38人が参加しました。

開会のあいさつで菊池執行委員長は、「コロナ危機で自治体体制の充実が求められている。しかし政治は、病院の再編統合・病床削減を押しすすめ、労働者の賃金引き上げは認めたものの、その額や対象範囲は実態からかけ離れている。今こそ組合を強く大きくし、4月にやってくる新採や会計年度任用職員へ自信を持って組合加入を呼びかけよう」と訴えました。
集会前半では青池書記長が「2022年静岡自治労連組織方針」を報告し、昨年春の組織拡大の教訓に基づいた、①安心して加入できる雰囲気・職場環境づくり、②わかりやすく・たのしそうな資料づくり、③3つの「近い」(年齢・席・要求)を活かした加入の呼びかけの準備をすすめ、入念な準備と「その場で加入」を徹底していくことを提起しました。
その後、昨年12月の自治労連第34回組織集会でも上映された、全国の先進的な単組の実践をインタビュー形式で紹介する動画を視聴しました。

特別報告では、4つの単組(静岡市労連・静岡病院労組、伊東市職労連、中東遠総合医療センター労組、御殿場市保育臨職労)から昨年の新採加入の経験が報告され、それぞれ入念な事前準備によりその場で加入届を書いてもらうことを徹底した取り組み、「職場の先輩はみんな組合員」を強調し、安心して加入できる雰囲気づくりを意識した取り組み、組合未加入者を出さないために、競合する別の組合とも協力して新採加入をすすめた取り組み、会計年度任用職員制度導入時に粘り強い運動でフルタイム雇用を勝ち取った取り組みが語られました。

後半は3つの分散会に分かれ、政令市の一般行政職の新採加入、現業職員新規採用、コロナ禍における新採組合説明会の方法や日頃の悩み、会計年度任用職員の組織拡大など、それぞれの組織が抱える課題について熱心に討論しました。
参加者からは、「方針で示された3つの準備は完結で分かりやすかった。意識的に取り組んでいきたい」「コロナ禍で思うような行動ができず難しいと思っていたが、LINEグループの活用や入念な準備など痛感させられた」「特別報告がどれもよくて勇気をもらった」「仕事も組合も折れそうなときがあるが、今日は力をもらえた」などの感想が寄せられました。

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