静岡自治労連も参加する静岡県春闘共闘は、1月9日(火)早朝、静岡・浜松・沼津の各駅頭で新春いっせい宣伝行動を展開し、2024年国民春闘のスタートを切りました。
静岡では、静岡自治労連・静岡県評・静岡地区労連の仲間が参加し、JR静岡駅北の地下通路で通勤通学途中の労働者・学生などに、約500枚のチラシを配布。静岡自治労連の菊池委員長(静岡県春闘共闘議長)、小泉書記長ほかが通行人にマイクでアピールするとともに、1月1日に発生した能登半島地震の被災者への募金を訴えました。
宣伝では、「急激な物価高騰で生活が大変となっているが、賃上げは物価高に追いついていない。生活改善のためにも、物価高騰を上回る賃上げが必要だ」「静岡県の最低賃金は昨年40円上がったが、それでも時給984円。東西に隣接する神奈川県、愛知県は1000円を超えている。この差は大きく、静岡県からの人口流出の一因となっている」「生活を守り改善するためには、最低賃金をいますぐ時給1500円に引き上げ、また、全国どこでも同じ最賃にする全国一律最低賃金制度が必要だ」「労働組合に加入して、いっしょに賃上げを実現させよう」など、訴えました。