活動報告

23国民春闘へ向け、たたかう方針を確立―「静岡自治労連第97回中央委員会」開催

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静岡自治労連は、物価高騰から生活を守るため、すべての労働者の賃金引き上げをめざして「第97回中央委員会」を2月12日(日)に開催。会場とオンラインで参加した中央委員による活発な討論で、「23国民春闘方針」「23春闘要求書」を決定しました。

冒頭、あいさつに立った菊池執行委員長は、「私たちの運動で人事院は引き上げ勧告を出さざるをえなかった。しかし、引き上げは若年層に偏り、全体には広がっていない。さらに運動を強め、すべての労働者の賃金引き上げを実現する23国民春闘にしていこう」と訴え、方針に対する活発な議論を呼びかけました。
続いて小泉書記長が、第1号議案「23国民春闘方針(案)」、付属議案「23春闘要求書(案)」、「上半期会計報告」について、PowerPointを使いながら簡潔に報告・提案を行いました。
23春闘方針では「物価高騰を上回る賃上げをめざす」ことを掲げ、「格差解消、くらしを守る賃金・社会的制度」「いのちとくらしを守り切る公務公共拡充」「憲法いかす政治の実現」「公共を取りもどす」「強く大きな自治労連をつくる」の5つの柱を掲げ、それを実現する具体的なとりくみを提起しました。

質疑討論では7人の中央委員から、「22秋季年末闘争のたたかい」についてや「会計年度任用職員の賃上げのたたかい」、「『ほこイカアンケート』のとりくみ」、「災害で明らかになった現業職員の必要性」、「医療現場の過酷な実態とケア労働者の賃金引き上げ」、「青年未来づくりプロジェクト(青プロ)」のとりくみなど発言がありました。

討論終了後、報告の承認と議案の採決が行われ、すべての議案が採択されました。
最後に「23国民春闘闘争宣言」を採択し、菊池執行委員長の音頭による団結ガンバロウでたたかう意思統一を行い、中央委員会を終えました。

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