安倍自公政権と改憲勢力が、憲法9条の理念を壊して自衛隊の存在を書き込む憲法改悪を、この秋の臨時国会にも提出しようとねらっています。改憲勢力が衆参両院で3分の2を占める緊迫した情勢のもとで、平和憲法を守る運動はまさしく正念場を迎えようとしています。
こうしたなか、安倍首相による9条改憲を阻止するため、広範で多様な人々を結集しようと、宗教者、学者、作家、ジャーナリスト、医師など、各界の著名人の呼びかけにより「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が結成され、新たに「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」の取り組みが提起されました。安倍9条改憲に反対し、来年5月までに3000万筆をめざす一大署名運動となります。
静岡県においても、9月8日(金)、憲法共同センターの呼びかけによる「9の日宣伝」において、署名の取り組みを本格的にスタートさせました。
この日の行動には静岡県評・静岡自治労連をはじめ10人が参加。静岡駅前で往来の市民らにチラシを配布するとともに、「安倍首相による9条改憲を阻止しよう」「市民の力で、平和な日本と静岡を守ろう」と、全国統一署名への協力をうったえました。
この呼びかけに多くの市民が署名に応じるなど、3000万署名の達成・改憲阻止に向けて第一歩を踏み出しました。