活動報告

知識を身につけ、ハラスメントのない職場づくりを―「職員のいのちとくらしを守る学習会」

カテゴリー:

タグ:

講演を行う静岡県職員の原かほる氏

静岡自治労連は、コロナ禍のなかで奮闘する職員が安心して働ける職場づくり、職員がゆとりを持って業務に専念できる人員増をめざそうと、「職員のいのちとくらしを守る」学習会を全4回でオンライン開催しています。

6月22日(水)の第3回学習会では、静岡県職員で2級キャリアコンサルティング技能士の原かほる氏を講師に招き、「職場のハラスメント防止策」について学習。11単組から20人が参加しました。

講師より、職場におけるパワハラの事例が紹介され、その原因や加害者が背景に抱えているもの、解決策が報告されました。
第1のケースとして、相談者が同じ所属の職員から常に厳しい口調で問い詰められ、相談者がメンタル不調となった事例では、「誰が悪いとは決めつけないことが大事、何が関係を引き起こしているのかを探ることが大事」と語り、相談者の同意を得た上で、所属長に相談内容と自分が不自然さを感じている部分を伝え、そのことで加害者が厳しい口調を発していた背景が分かり解決に至ったことが紹介されました。
第2のケースとして、相談者が同じ課の先輩職員から日常的にかけてくる言葉にストレスを感じ、心療内科に通っているケースでは、「相談者はXジェンダー(性自認が、男性にも女性にもはっきりと当てはまらない人のこと)でした。『かわいいね』『彼氏いるの』などの言葉はルッキズム(外見によって人物の価値をはかること)と言って、先輩たちに悪気がなくても本人は辛くて不眠障害や摂食障害になっていた。周囲の無理解によってこういった被害者が出る」と、SOGI・ソジ(性的指向・性自認)やジェンダー平等などの知識の必要性が語れました。

組織運営上のポイントとしては、「違う意見を認め合う」「風通しの良い職場環境が交流を活発にしてイノベーションを生み出す」として、ハラスメント関係の被害に対して「注意をそらす」「第三者に助けを求める」など「行動する傍観者」(Active by Stander)になることが勧められました。

▲ このページの先頭にもどる

© 2017 - 2024 静岡自治労連(静岡自治体労働組合総連合)