活動報告

すべての労働者の賃上げと安定雇用で地域活性化を―「2018年国民春闘静岡県決起集会」

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2月25日(日)、「2018年国民春闘静岡県決起集会」が静岡市・青葉公園で開催され、200人の労働者が「すべての労働者の大幅賃上げ」、「異常調査による『働き方改革』撤回」、「安倍9条改憲NO」を掲げて声を上げました。

主催者あいさつに立った静岡自治労連の林委員長(静岡県評議長)は、「1974年、日本の労働者が最高の賃上げを勝ち取ったとき、国民的要求も一緒に掲げ、多くの国民から支持を得た。18国民春闘では、すべての労働者の賃上げをめざし、『安倍9条改憲NO!』3000万人署名の成功、捏造された数値による裁量労働制をはじめとする安倍『働き方改革』の阻止、労働契約法による『無期転換』をすべての職場に広げよう」と呼びかけました。
また、自由法曹団静岡県支部の荻事務局長、静岡県商工団体連合会の瀬川事務局長、日本共産党静岡県委員会の島津前衆議院議員、立憲民主党の日吉衆議院議員が駆けつけ、「共に春闘をたたかおう」と激励と連帯のあいさつが述べられました。
1分間スピーチでは各団体から5人が登壇。「低賃金が原因で辞めていく保育士が多い。春闘で賃金を上げ、働き続けられる保育士を増やそう」(福祉保育労・秋山さん)、「賃金がなかなか上がらない。民間から春闘を盛り上げ、すべての労働者の賃上げを」(建交労・松澤さん)、「県内どこで暮らしても生活に必要な生計費は変わらない。最賃運動をがんばっていきたい」(伊東地域労連・齊藤さん)、「今すぐ静岡県の最低賃金を1000円以上に引き上げるため署名に取り組もう」(パート臨時労組連絡会・湯澤さん)、「内部告発による不当解雇とたたかい、最高裁で解雇無効の判断が下された。自由に物が言える世の中にしていこう」(大学人ユニオン・牧口さん)と、18国民春闘を元気にたたかう決意が述べられました。
最後に「2018年国民春闘静岡県決起集会宣言(案)」が提案され、「市民の力で『安倍9条改憲NO!』3000万人署名を達成して改憲発議を阻止しよう」、「春闘での大幅賃上げで、暮らしと雇用を守ろう」、「浜岡原発の再稼働、リニア中央新幹線工事をストップさせよう」などの提案に対し、参加者たちは「大幅賃上げ」と書かれたアピールボードを掲げて採択しました。
市内繁華街のパレードでは、「大企業の内部留保で大幅賃上げ」、「最低賃金今すぐ1000円以上に」、「安倍『働き方改革』絶対反対」、「憲法9条を守ろう!」などを市民にアピール。18国民春闘で大幅賃上げ、国民要求を一緒に実現していこうと呼びかけました。

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