3月14日、「あらゆる格差をなくしすべての労働者の雇用・賃金・労働条件改善」「住民と職員のいのちと健康を守りきる公務公共拡充」「ジェンダー平等推進」「能登半島地震からの復旧・復興」などの要求を掲げて、24国民春闘全国統一行動による取り組みが県本部と各単組で実施されました。
静岡自治労連は、静岡県評など静岡県春闘共闘会議のメンバーとともに、JR静岡駅前での早朝宣伝行動に参加。通勤中の労働者へ春闘チラシ入りティッシュを配布しました。
街頭スピーチを行った県春闘共闘会議の菊池議長(静岡自治労連執行委員長)は、「生活改善のため、物価高騰を上回る月額30000円以上、時給190円以上の賃上げ」「いますぐ全国一律最低賃金1500円」「労働組合に入って、つくって、雇用と労働条件を守ろう」など訴え、労働組合の存在を見せて要求を実現させようと呼びかけました。
早朝宣伝行動は他に、13日浜松、18日沼津の各駅頭でも実施されています。
県内各単組においても、14日の24国民春闘全国統一行動日を中心に、退庁時集会や本庁の残業実態調査、春闘宣伝ビラを配布する宣伝行動、中央職場委員会や要求書の提出など、賃金引き上げや労働条件改善をめざすたたかいが展開されています。
また、賃上げや労働条件改善を求める民間労働者のたたかいに連帯した取り組みも行われました。
14日に静岡市内で行われたJMITU通信産業労組(NTTの労働組合)によるストライキ連帯集会、12日にJR静岡駅周辺で行われた国鉄労働組合(国労)のベア獲得行動宣伝・集会、1日には清水町にある静岡医療センターでの全日本国立医療労組(全医労、国立病院機構の労働組合)のストライキ(要求が一部前進したため直前に宣伝行動に変更)など、数々の支援行動にも参加し、要求実現にむけてたたかう労働組合を激励しました。