活動報告

正規・非正規が力をあわせ処遇改善めざそう―「静岡自治労連2023年定期大会」

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静岡自治労連は、7月29日(土)、「2023年定期大会」を静岡市・ALWFロッキーセンターとオンラインを併用し実施しました。25単組69人の代議員と、執行部・傍聴者含め95人が参加しました。
大会では、「2022年度のたたかい」の報告と「2023年度運動方針(案)」を提起し、代議員による活発な討論を経て、すべての議案が承認されました。最後は信任された新役員を先頭に要求を前進させていこうと、全体で団結を固め合いました。

大会の冒頭、あいさつに立った菊池委員長は、「公務員賃金抑制から脱却し3年ぶりに月例給を引き上げた2022年人事院勧告、会計年度任用職員の勤勉手当支給のための法制化など、組合のたたかいの成果。労働組合なら変えられるとの思いを共有し、運動をすすめよう」と述べ、定期大会での活発な議論を呼びかけました。

提案の部では、はじめに小泉書記長が、「2022年度のたたかい」「2022年度会計決算」を報告し、「『職員のいのちをまもる』署名のとりくみなど『公共を取りもどす』運動」「物価高騰を上回る賃上げをめざす『2023年国民春闘』のたたかい」「ケア労働者の処遇改善をめざすとりくみ」「憲法をいかし住民生活を守るたたかい」「『青年未来づくりプロジェクト』をはじめとした組織拡大強化のとりくみ」などを、PowerPointを使いながら報告しました。
続いて菊池委員長が、第1号議案「2023年度運動方針(案)」、第2号議案「2023年度 予算(案)」を提起し、5つの運動の柱を基本に、「人事院勧告・最低賃金・公契約条例による『社会的な賃金闘争』のとりくみ」「ケア労働者の賃上げを労働者全体の賃上げにつなげるとりくみ」「安心して働き続けられる定年延長を求めるとりくみ」「会計年度任用職員の処遇改善と組織化をめざす『つながる・つづける・たちあがる誇りと怒りの“3T”アクション』」「『公共』を住民の手に取りもどし『魅力ある公務職場』をつくるとりくみ」「春・秋で1100人の組合加入をめざす組織強化拡大のとりくみ」などが示されました。

質疑・討論では、11組12人から質問・発言があり、運動方針の柱に基づく積極的な討論がされました。
質疑討論の後は、すべての議案が賛成多数で承認され、新年度の役員体制も信任されました。定期大会の最後は、菊池委員長による団結ガンバローで終了しました。

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