2020年9月、内閣総理大臣に任命され新内閣を発足させたばかりの菅首相は、日本学術会議が推薦した会員候補105人のうち6人を任命拒否しました。現行の任命制度になった2004年以降、日本学術会議が推薦した候補を政府が任命拒否したのははじめてであり、菅首相はその具体的理由について明らかにしていません。
科学が戦争に協力した反省のもとに活動してきた日本学術会議に対する政府の介入は「学問の自由への侵害」との声が各界各層からあがっています。
また、今年は衆議院解散・総選挙の年であり、自民・公明・維新をはじめとする改憲勢力と直接対決し、市民と野党の共闘で改憲勢力を少数派に追い込むため、これまで以上の世論の盛り上がりと全国の草の根の運動の展開が求めらています。
こうしたなか、戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす静岡県共同センターの総会が開催されます。総会講演では推薦を受けながら任命されなかった当事者である東京慈恵会医科大学の小澤隆一教授に今回の問題について講演いただきます。
日 時 2月 20日(土) 13時30分~16時00分
場 所 静岡労政会館 視聴覚室
静岡市葵区黒金町5-1 静岡県勤労者総合会館5階
内 容 13時30分 総会講演
演題 「日本学術会議任命拒否問題と学問の自由への侵害」
講師 小澤 隆一(東京慈恵会医科大学教授)
15時15分 静岡県憲法共同センター総会
参加費 無料
その他 会場参加は先着30人まで。Web参加も可能です。
2月15日までに静岡県憲法共同センターにお申し込みください。
お問い合わせは、静岡自治労連または静岡県評まで。