10月22日の総選挙は、民進党の事実上の解党、希望の党の結成など、様々な混乱のなか、自民党・公明党が3分の2の議席を確保し、希望の党・維新の会を含めた改憲勢力全体が衆議院の4分の3の議席を占めることになりました。今後、国会で改憲に向けた動きが加速していくとみられ、早ければ2018年中にも国民投票の実施がねらわれています。
いっぽう今回の総選挙では、全国各地で野党共闘が成立し、立憲野党の結束が強まりました。静岡県においても、「市民連合しずおか」の尽力もあって、3区で野党共闘の無所属候補が自民候補に迫る得票数を得るなど、運動の前進をみました。この共闘の成果をいかし、今後、改憲の国民投票にどのように立ち向かっていくのかが問われています。
こうしたなか、「市民連合しずおか」の主催で、「市民連合」呼びかけ人である上智大学の中野晃一教授による講演会が開催されます。
安倍9条改憲を許さず、平和憲法を守るために、広範で多様な市民の結集をめざして、いっしょに学習しましょう。
日 時 12月 16日(土) 18時00分開会
場 所 静岡労政会館 6F 大ホール
静岡市葵区黒金町5-1
内 容 記念講演
演題 「総選挙後の立憲主義と平和の課題」
講師 中野 晃一(上智大学教授)
主 催 市民連合しずおか
参加費 無料
お問い合わせは、静岡自治労連または市民連合しずおかまで。