活動報告

公的保育制度のさらなる改善めざし全国の仲間が学習と交流―「第32回自治体保育労働者の全国集会in静岡」

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2月24日(土)・25日(日)、「第32回自治体保育労働者の全国集会in静岡」が静岡市内で開催されました。集会には現地とオンライン合わせて2日間で延べ600人以上が参加。静岡県内からも約150人が参加しました。
この集会に向け、静岡自治労連と県保育部会・各単組は、昨年9月に現地実行委員会を立ち上げ、さまざまな準備をすすめてきました。また、当日も交通案内等の要員を送り出して、集会成功のために尽力しました。

24日の全体会は、現地実行委員会によるオープニング企画でスタート。現地実行委員が「ちびまる子ちゃん」のキャラクターに扮した寸劇で、静岡県の保育における情勢や静岡の名産品の紹介を行い、「まるちゃんの静岡音頭」を披露しました。
続いて、自治労連保育部会の高橋光幸部会長が主催者あいさつ。静岡自治労連の菊池仁執行委員長が「保育士の配置基準改善が行われるいま、静岡でも『もう1人保育士を!』の運動をすすめていきたい」と歓迎のあいさつを述べました。
記念講演は、福島大学名誉教授で全国保育団体連絡会会長の大宮勇雄さんが、「『子ども・実践・保育運動』を根本から考える」の演題で講演。政府がすすめる「育ってほしい10の姿」等の問題点を指摘し、また労働組合に対して「子どもの成長や生活を守るために発言していくことが重要」と期待を述べました。
続いて、自治労連保育部会の鴫畑美穂事務局長が基調報告を行い、保育をめぐる情勢と、この間の保育運動によって実現させた保育士の配置基準改善などの動き、今後の運動の課題を報告しました。
全体会の最後には、文化企画として、大道芸人のぼくゆうさんによるステージパフォーマンスが披露されました。

25日は1講座と4分科会に分かれ、それぞれのテーマに沿って学習と交流が行われました。第1分科会「保育の質の向上と労働条件を守る運動」では、県保育部会の永井竜二部会長が、静岡の公立保育所における保育の状況や県保育部会のとりくみ等をレポートで報告しました。

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