岸田内閣は、2022年末に安全保障関連三文書の改定を、国会にもはからず国民に信を問うこともなく閣議決定しました。これは、従来の日本政府の「専守防衛」の立場を180度転換し、敵基地攻撃能力、つまり他国への先制攻撃を行う武器を米国から大量に購入するなど、憲法9条違反の武力を保有するものです。
自民党や公明党、維新の会、国民民主党などの改憲勢力は、中国や北朝鮮の脅威をことさらに煽り、また各地で頻発する大災害も利用しながら、憲法審査会の開催を強行し、改憲発議を虎視眈々と狙っています。戦争する国づくりを許さない国民の声で改憲勢力を包囲し、日本が世界に誇る平和憲法を守り抜くことが強く求められています。
こうしたなか、憲法施行76周年を記念して、5月3日を中心に憲法記念日のつどいや行動が県内各地で開催されます。静岡市では静岡県憲法会議の主催で「憲法を考える市民の集い」が開催されます。
この機会にあらためて憲法のこと、平和のことを考え、改憲を許さない運動をいっそう盛り上げていきましょう。
日 時 5月 3日(水) 13時30分~16時30分
場 所 静岡労政会館 6F ホール
静岡市葵区黒金町5-1
内 容 13時30分~ 文化企画
歌・演奏(出演:会津 里花)
14時00分~ 記念講演
演題 「27年勤務した海上自衛隊を辞めたワケ
~百姓になった元自衛官に聞く~」
講師 形川 健一(自然農家・百姓見習い)
主 催 静岡県憲法会議
参加費 500円(会場資料費)
お問い合わせは、静岡自治労連または静岡県評まで。