今年10月、各都道府県において令和3年度地域別最低賃金が発効され、静岡県は前年度から28円引き上げ913円となりました。02年度以降で最大の引き上げ額・率とは言うものの、その額は私たちが実施した最低生計費試算調査における静岡市の25歳単身男性の生計費、時間額1419円を大幅に下回っており、「地域における労働者の生計費」に程遠いものです。
またコロナ危機のもとで労働者の働く環境は大きく変化し、特に労働者の4割を占める非正規労働者への影響は大きく、解雇に限らず、シフト減だけでも生活が破綻しかねない状況です。女性労働者の自殺者も増大しています。
学校や医療現場、小売業、保育園や介護職場、タクシー業界など様々な職場で起きているコロナ危機における労働実態を多くの方に知ってもらい、これからの社会や働き方について考えていく必要があります。
こうしたなか静岡県評パート臨時労組連絡会の主催で、「はたらくみんなの元気の出る集会」が開催されます。
すべての労働者・国民が安心して暮らせる社会をめざし、ごいっしょに学習しましょう。
日 時 11月 14日(日) 13時30分開会
場 所 ALWFロッキーセンター 大会議室(またはオンライン)
静岡市葵区黒金町5-1 静岡県勤労者総合会館3階
内 容 静岡県評パート臨時労組連絡会総会
主 催 静岡県評パート臨時労組連絡会
参加費 無料
その他 オンライン参加も可能です(要事前申込)
お問い合わせは、静岡自治労連または静岡県評まで。