厚生労働省は、昨年9月、「再編・統合の必要性がある」として、424の公立・公的病院等を公表しました。対象は全国1455の公立・公的病院等で、2017年度の報告データをもとに、①「診療実績が少ない」②「他の医療機関と競合している」といった分析を行い、病床削減や診療体制の見直しを求めています。静岡県では14の医療機関が「見直し」の対象になっています。
しかし、公立・公的病院は住民が安心してその地域に住みつづけるために必要な医療機関であり、必要な病床です。国の一方的な「再編・統合」の押し付けに、全国各地の病院・自治体・住民から大きな反発の声があがっています。
こうしたなか、静岡県看護連絡会(静岡自治労連、県医労連、静岡厚生連労組)、静岡県社会保障推進協議会、静岡県保険医協会の主催で地域医療構想学習会が開催されます。住民のいのちと健康を守り、安心して住み続けられる地域社会をつくるため、ごいっしょに学び、考えましょう。
日 時 2月 1日(土) 10時00分~12時00分
場 所 静岡市職員会館
静岡市葵区追手町10-104 新中町ビル3階
内 容 記念講演
演題 「なぜ病床再編・削減なの?地域医療構想の狙いは?」
講師 本田 宏(NPO法人医療制度研究会副理事長、外科医)
フロアーからの意見交流
主 催 静岡県看護連絡会、静岡県社会保障推進協議会、静岡県保険医協会
参加費 無料
お問い合わせは、静岡自治労連または静岡民医連まで。