今年6月、仕事の世界でのあらゆるハラスメントの禁止を明記した国際条約が国際労働機関(ILO)の年次総会で採択されました。
いっぽう、日本の法律ではハラスメント行為を禁止する規定は盛り込まれておらず、相談窓口設置など防止対策を企業に義務付ける内容にとどまっています。これは、経団連など経済界が訴訟リスクや罰則を恐れ、規制に反対、政府が配慮したためです。
パワハラやセクハラ、マタハラなど、ハラスメントは人権侵害です。パワハラの相談件数は10年前の3倍以上に増え、休職や退職に追い込まれる人が続出しています。
日本においても、国際基準となるILO条約が批准できるハラスメント禁止の包括的な法律の制定が強く求められています。
こうしたなか静岡県評パート臨時労組連絡会の主催で、「はたらくみんなの元気の出る集会」が開催されます。
ハラスメントを許さず、労働者が人間らしく働き、安心して暮らせる平和な社会をめざし、ごいっしょに学習しましょう。
日 時 11月 4日(月) 13時00分開会
場 所 静岡県産業経済会館 第1会議室
静岡市葵区追手町44-1 日赤病院隣
内 容 静岡県評パート臨時労組連絡会総会
学習会&分散交流会
演題 「職場のパワハラ」
アドバイザー 河合 利夫(静岡県評労働相談室長)
主 催 静岡県評パート臨時労組連絡会
参加費 無料
お問い合わせは、静岡自治労連または静岡県評まで。