静岡県母親大会は、「生命を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」のスローガンを掲げ、憲法に励まされながら、毎年開催されています。57回目となる今年の大会は、母親運動の原点の地である焼津市で開催されます。
母親大会は、1954年3月1日に米国がビキニ環礁でおこなった水爆実験により、焼津のマグロ漁船・第五福竜丸をはじめ多くの漁船やマーシャル諸島の島民たちが被ばくしたビキニ被災をきっかけにはじまりました。広島・長崎に次ぐ三度目の被災に、日本の母親たちは「核戦争の危機から子どもを守ろう」と立ち上がり、第1回日本母親大会が開催されました。
今年は女性差別撤廃条約成立から40年の節目の年です。しかし、依然差別はなくならず、女性の権利を強化するための国の措置も十分ではありません。賃金差別や女性に対するセクハラ・暴力も深刻です。また、子どもの6人に1人が貧困と言われ、働く女性の半数以上は非正規労働者です。
一人ひとりの命と人権が大事にされる、民主的で平和な社会の実現をめざして、集まって話しあい、励ましあって行動しましょう。ふるってご参加ください。
日 時 5月 19日(日) 10時00分~16時00分
場 所 焼津市内
内 容 10時00分~ 分科会(子育て・教育・暮らし・食・平和など21分科会)
13時30分~ 全体会(記念講演、各地の運動報告など)
主 催 静岡県母親大会連絡会
開 催 第57回静岡県母親大会実行委員会、焼津母親大会実行委員会
参加費 1000円(高校生以下無料)
お問い合わせは、静岡自治労連または静岡県母親大会連絡会または実行委員会まで。