活動報告

島田市包括委託問題で、嘱託員・臨時職員を対象に組合説明会を開催

対象業務を大幅に縮小して再提案が行われた島田市の包括委託問題について、静岡自治労連は、再提案の中身を嘱託員・臨時職員に知らせ、ともにたたかうことを呼びかけるため、8月20日(火)の昼休みと夕方に嘱託員・臨時職員を対象とした組合説明会を開催。緊急の呼びかけにもかかわらず50人が参加しました。
はじめに静岡自治労連の青池書記長から、再提案された包括委託の中身と、前回説明会に参加した嘱託員・臨時職員が自治体一般労組に加入し、会計年度任用職員制度の労使交渉で一定の成果を勝ち取ったことを報告しました。参加した嘱託員・臨時職員は、職場で包括委託のことを何も知らされておらず、主だった窓口がほとんど対象業務とされていることに驚きを隠せずにいました。
グループに分かれての意見交流では、「本来なら会計年度任用職員に移行できるのに、たまたま窓口に配属されたことで包括委託になるのはおかしい」、「誰が決めたの、現場の声を聞かないで判断するのはおかしい」、「包括委託になったら退職する」など、憤りの声が多く出されました。
また、再提案のなかには、今年度までに任用を終了する業務も含まれており、対象となっている職員は、「5年間一生懸命働いてきたのに、自分が必要ないと言われたみたいでくやしい」と、涙をためながら話しました。
最後に、青池書記長から「組合があったから包括委託を大幅に縮小させ、会計年度任用職員制度も当初提案を上回る回答を勝ち取ることができた」と組合加入を呼びかけ。参加者のなかからも「いままでは不満があっても立場上何も言えなかった。組合に入って本当によかった」と喜びが語られました。

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